サルデーニャ島から届く伝統の味
- ISOLACARA
- 9月9日
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更新日:9月19日

エクストラバージンオリーブオイル「フルッタート・メディオ」ジュゼッペ・フォイス
イタリア・サルデーニャ島の北西部、風光明媚な街アルゲーロ。この地で150年以上にわたり家族経営を続ける「Accademia Olearia」が生み出すオリーブオイルは、土地と人の歴史を映し出す一滴です。
伝統と情熱から生まれるオイル
オリーブの収穫は、植物を傷つけない半機械的な方法で行われます。丁寧に手で選別された実は、収穫からわずか数時間以内に搾油所へ運ばれ、低温圧搾されます。この迅速かつ繊細な工程が、オリーブ本来の風味と香りを最大限に引き出しているのです。
出来上がったオイルは、鮮やかな緑色に黄金のきらめきを帯び、口に含むとフレッシュなオリーブの香りが広がり、まろやかな余韻が残ります。まさに、地中海の恵みをそのままボトルに閉じ込めたような味わいです。
ボザーナ種がもたらす個性
使用されている主な品種は、サルデーニャ特有の「ボザーナ種」。適度なフルーティーさと心地よい苦味、バランスの取れた風味が特徴です。さらに他の品種を少しずつブレンドすることで、深みのある複雑な味わいが完成します。
家族の手から世界へ
フォイス農園は現在、約250ヘクタールのオリーブ畑を所有し、28,000本以上のオリーブを育てています。畑から搾油、そして瓶詰めまで、すべての工程を家族が直接管理。品質へのこだわりは国際的にも認められ、Sardegna DOP認証や有機JAS認証をはじめとする数々の認証を取得しています。
料理を特別にする一滴
このオイルは、サラダや魚料理の仕上げ、焼き立てパンに添えるだけで、普段の食卓を特別な一皿へと変えてくれます。素材の味を引き立てる万能な存在でありながら、しっかりとした個性を放つ。そんな存在感が、このオリーブオイルの魅力です。
サルデーニャの風土と家族の情熱が詰まった、エクストラバージンオリーブオイル「フルッタート・メディオ」。
ご家庭で味わえば、まるで地中海の陽光に包まれたアルゲーロを旅しているような気分になることでしょう。
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